2018/05/24

記念パーティーは会費制で開催しよう

会社が開催する記念パーティーにかかる費用は交際費等となります。また、招待客から祝い金をいただいた場合には収入として計上しなければなりません。

パーティーの規模にもよりますが、一回のパーティーで多額の交際費が計上されることになります。
しかし、パーティー費用を交際費で処理しない方法があります。

会費制パーティー

パーティーを会費制にする事により、パーティー費用は集まった会費から支出することになりますので、結果、パーティー費用と会費収入を相殺することになります。相殺された部分は交際費として加算されることがないのです。

このように会費制にすれば、交際費を減らすことができるのです。

参加者にとっても会費制にした方がお得

参加者が消費税の課税事業者なら、パーティーで祝い金を支出しても、支出金額は消費税の控除対象となりません。しかし、会費制パーティーで、会費として支出した金額は消費税の控除対象となります。

参加者が事業者ならばお祝い金を払うよりも、会費制パーティーで会費を支払うほうが、消費税が安くなるのです。

<注意点!>
(1)会費制でパーティーを開催した場合に、参加者には領収書を発行しましょう。
(2)パーティ開催の総費用と会費金額に大きな差があるなど、実質は会費制パーティーにあたらない場合には相殺が認められない場合もあります。