⽣前にお墓・仏壇を購⼊しよう【相続税】
非課税財産を活用して節税
お墓、お仏壇などは相続税の非課税財産です。
お墓やお仏壇を持っていなければ生前に購入してはどうでしょうか。
どちらも数十万円から数百万円の財産です。
生前にお墓やお仏壇を購入しておけば、それだけの現金を減らすことができ相続税の節税に一役買うことができます(相続開始後にお墓や仏壇を購入してもなんの節税にもなりません)。
<注意点!>
ただし、投機⽬的と判断されるものについては、非課税とはなりませんので注意してください。例えば純金の仏像については、先祖代々受け継がれてきたもので、日常礼拝の対象となっているようなものは非課税となりますが、相続対策やコレクションとして購入した金の仏像は課税対象となると考えられます。
また、借入金で購入した場合や未払いの場合には、その借入金又は未払金は相続税の計算上債務控除ができません。生前に支払まで済ませておきましょう。
なお、⾹典収入は申告の必要はありません。
主な非課税財産
1. 墓地や墓石、仏壇、仏具、神を祭る道具など日常礼拝をしているもの
2. 国や地方公共団体等に寄付をした財産
相続した財産そのものを相続の申告期限内に国や市町村、特定公益法人などに寄付するとその財産については、非課税になります。
3. 被相続人が契約者であった生命保険のうちの一部
非課税となるのは500 万円 × 法定相続人の数です。
4. 死亡退職金のうちの一部
非課税となるのは500 万円 × 法定相続人の数です。
5. 宗教、慈善、学術等の公益事業に使われるもの