2019/06/18

国税のいろいろな納付方法

従前の各種納税方法

現金で納付する方法

これは説明するまでもなく現金に納付書を添えて、納税期限までに金融機関又は所轄税務署に納付する方法です。

指定した金融機関の預貯金口座から振替納税する方法

所得税及び復興特別所得税、個人事業者に係る消費税及び地方消費税については、指定した金融機関の預貯金口座から振替納税ができます。この方法を利用するる場合は、納税期限までにあらかじめ口座振替の依頼書を提出する必要があります。
※贈与税については、この振替納税の制度はありません。

インターネット等を利用して電子納税する方法

この方法を利用するにあたっては、あらかじめ利用可能な金融機関を確認して、インターネットバンキング口座又はモバイルバンキング口座を開設してください。また事前にeーTaxの開始届出書の提出等が必要となります。
詳しい手続きの内容は、e-Taxホームページをご覧ください。

クレジットカードで納付する方法

この方法はインターネットを利用して「国税クレジットカードお支払いサイト」から納付する方法です。インターネット上でのクレジットカード支払いの機能を利用して、国税庁長官が指定した納付受託者へ、国税の納付の立替払いを委託することにより納付する手続きです。

詳しい手続きの内容は、国税庁ホームページの「クレジットカード納付の手続き」をご覧ください。

ちなみに国税以外でもクレジットカードでの支払いが可能です。

クレジットカードで支払える主な税金
国税 :所得税、消費税、法人税、相続税など
地方税:住民税、自動車税、個人事業税、固定資産税、償却資産税、不動産取得税、ふるさと納税など
その他:国民健康保険料、国民年金保険料、社会保険料など

※自治体によってはクレジットカードで納付できる税金が限定されていたり、そもそもクレジットカード払いに対応していない場合もありますので、事前に確認してください。

クレジットカーで納付すると、手数料がかかりますが、ポイントを貯められることがメリットになります。

新しい納税方法がスタートしています

<コンビニエンスストアで納付する方法>
2019年1月からQRコードを利用してのコンビニ納付が始まっています。パソコンやスマートフォンなどで作成したQRコードを基に、コンビニエンスストアの端末で納付書を出力すれば、その場で納付できます。
ただしコンビニ納付の対象は30万円以下で現金に限られています。

QRコードの作成方法は、a,「確定申告書作成コーナー」を利用して作成する方法と、b,国税庁ホームページの「コンビニ納付用」QRコード作成専用画面で作成する方法の2つです。

納付の手順としては
①自宅で作成・出力したQRコードをコンビニ店舗に持参する。
②コンビニの端末に読み取らせることでバーコード納付書を出力する。
③バーコード納付書によりレジにて納付する。

このコンビニ納付は基本的に全ての国税に対応していますが、源泉所得税については、不納付による税務署から納税告知処分を受けたものに限られています。
ちなみに地方税は対応していません。

また、現在セブンイレブンでは、まだQRコードを使った納付には対応していないようです。

今や税金の納付の仕方もいろいろな方法があり、便利になりましたね。
都合にあった便利な方法を利用してみてください。