不動産取引に係る諸税
不動産を取得する場合にはどのような税金が課税されるのかご存知でしょうか?事業が順調で自社ビルの建設を計画している場合でも、その後に負担することになる税金の支払いなども資金繰りの計算に入れておかなければ事業計画が狂ってしまいます。
そして、不動産を所有している間には、どのような税金が課されることになるのか?手放す場合には?いろいろなシチュエーションにおける不動産取引に関する税金の知識を⾝に付けていただきたいと思います。
(1)不動産の取得に係る税金
① 不動産取得税(282 ページの「03. 不動産取得税について」参照)
② 登録免許税(284 ページの「04. 不動産に係る登録免許税について」参照)
③ 贈与による取得については贈与税、相続による取得については相続税が課税されること
になります。
(2)不動産の所有に係る税金
① 固定資産税
② 都市計画税
(3)不動産の賃貸に係る税金
① 申告所得税(不動産所得に係るもの)
② 住民税 (不動産所得に係るもの)
③ 個人事業税(不動産所得に係るもの)
④ 事業所税
(4)不動産の売買に係る税金
① 譲渡所得税 (譲渡所得に係るもの)
② 住民税 (譲渡所得に係るもの)
(5)その他
① 印紙税